「レ・ミゼラブル」や「グレーティストショーマン」など、本格的なミュージカル映画で、演技・歌・踊り、全ての点で世界中で絶賛されたヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)が、約7年ぶりにブロードウェイの舞台に戻ってくる事が発表されました。
ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)が7年振りにブロードウェイに復活
「レ・ミゼラブル」や「グレーティストショーマン」など、本格的なミュージカル映画で、演技・歌・踊り、全ての点で世界中で絶賛されたヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)が、約7年ぶりにブロードウェイの舞台に戻ってくる事が発表されました。
注目される舞台作品のタイトルは「The Music Man(ザ・ミュージックマン)」。
この演目は、ブロードウェイにて1957年に初演、5年後には俳優ロバート・プレストンの主演で映画化されて大ヒット。
この度、2020年の秋に、ヒュー・ジャックマン主演で、約63年ぶりにブロードウェイにリバイバル公演される事が決定しました。公演まで1年以上あるにも関わらず、既に各メディアが大きく報道しており、今回、あっとブロードウェイでも最新情報をこちらでご紹介したいと思います!
約63年ぶりのリバイバル作品「ザ・ミュージック・マン(The Music Man)」
翌年のトニー賞では、「ウエストサイドストーリー(West Side Story)」を差し置いて、トニー賞ミュージカル作品賞を含む8部門ノミネート、5部門を受賞し、上演回数1,000回以上を上回るロングランを記録しました。
1962年に映画化されると、アカデミー作曲賞を受賞し、2003年にはテレビ映画として全米公開されるほどの名作です。ミュージカル、映画ともに主役を演じたロバート・プレストン(Robert Preston)は、 西部劇映画俳優として名のしれた人物ですが、当作品でトニー賞ミュージカル主演男優賞を見事受賞しました。
ザ・ミュージック・マン(The Music Man)あらすじ
舞台は、アイオワ州にある田舎町リヴァーシティ。 その街に、音楽教授と名乗る男性ハロルド・ヒルがやってきます。実は彼は「ミュージックマン」と呼ばれる詐欺師で、田舎に出向いては街の人々に演奏を教えると言いブラスバンドを作り、楽器や衣装を売りさばいた後、お金を盗んで姿を消すという悪質商法を繰り返していました。無論、この田舎街でも純粋な人々を騙し悪質商法を行っていましたが、その中で図書館に勤めているピアノ教師マリアン・パルーだけは彼を疑っていました…。
最新情報!開幕予定日を2020年秋から2021年春に延期
今回、半世紀以上ぶりとなるリバイバル公演「ザ・ミュージック・マン」の開幕予定日が、2021年4月7日にプレビュー公演開始、5月20日からオープニングを迎えることが決定しました。当初2020年9月9日より公演を開始する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、全てのブロードウェイ・ミュージカル公演がキャンセルになった影響で、開幕予定日を見合わせていました。まだまだ新型コロナウイルスの影響により、ブロードウェイ全体が2021年1月3日まで公演を見合わせている状況ですが、公演開幕に向けて着々と準備を進めているとのことなので、乞うご期待です! ザ・ミュージック・マンの割引チケットの発売詳細が決定次第、本サイトでご案内したいと思います!
The Music Man 主役キャスト情報
ハロルド・ヒル(Harold Hill)役:ヒュー・ジャックマン Hugh Jackman
1968年10月12日生まれ。オーストラリア・シドニー出身
約9年ぶりのブロードウェイ主演となったハリウッド俳優ヒュー・ジャックマンは、人気アメコミ・ヒーロー「X-メン(X-Men)」のウルヴァリン役でスターダムにのし上がった彼ですが、ハリウッド映画でキャリアを重ねる前は、舞台一筋で下積み時代を過ごしました。シドニー工科大学でジャーナリズムを専攻している在学中、たまたま取った演劇クラスで演じる事の面白さに目覚めたとの事。大学卒業後、ミュージカル「美女と野獣」「サンセット大通り」などに出演し経験を積み、1998年のロンドン・ウエストエンドでの舞台「オクラホマ!」で主役カールを演じ、イギリス国内で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされたことで彼の名が世に広まり始めました。
トニー賞で主演男優賞を受賞しているヒュー・ジャックマン
その実力は確かなもので、2004年公開のミュージカル「ザ・ボーイ・フロム・オズ(THE BOY FROM OZ)」ではトニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞し、2003年、2004年、2005年と3年連続、そして2014年度のトニー賞授賞式の司会も務めました。
さらに、この「ザ・ミュージック・マン」は、1983年に彼がオーストラリアの音楽学校ノックス・グラマー・スクールに通っていた当時、出張中のセールスマン役で出演したことがあり、彼が「作品の一部になったと初めて実感したミュージカル」だったそうです。そんな彼の俳優出発地点でもあるこのミュージカルの舞台で、約9年ぶりに主演を果たすということで、どんな演技が見れるのか期待が高まります。
動画:ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)の歌唱力
ミュージカル映画「グレーティスト・ショーマン」の生パフォーマンス映像をご紹介します。この動画を見れば、歌、ダンス、演技を器用にこなす経験と実力ともに備わった彼の演技を生の舞台で見たくなるはず!
ザ・ミュージック・マンのスタッフが豪華すぎて凄い
今回の「ザ・ミュージック・マン」のミュージカル化を実現する制作スタッフは、豪華すぎると言わんばかりのチームで編成されています。
制作を担当するジェリー・ザクス(Jerry Zaks)は、アメリカのテレビ番組と舞台の両方で長年活躍する舞台演出家で、これまでに2017年公開のミュージカル「ハロードリー!(Hello Dolly!)」でトニー賞ミュージカル演出賞を含め3度ノミネート(第42回、第49回、第50回)、第46回で受賞、トニー賞演劇演出賞を3度受賞(第40回、第43回、第45回)しています。
また、彼は、2016年公開のミュージカル「ブロンクス物語(A Bronx Tale)」で俳優のロバート・デニーロ(Robert De Niro)と共に、当作品の監督・制作を行ったことでも有名です。
本作品の衣装と舞台デザインを担当するのはサント・ロカスト(Santo Loquasto)というプロダクション・デザイナーで、1973年から現在に至るまで、とにかくトニー賞で連続してノミネートと受賞を獲得し続けている大物です。
これまでに、トニー賞装置デザイン賞(第27回、第28回、第31回、第35回、第43回※受賞)、トニー賞衣装デザイン賞(第52回、第53回)、トニー賞演劇装置デザイン賞(第57回、第59回、第60回、第64回、第67回)、トニー賞演劇衣装デザイン賞(第60回、第61回)、トニー賞ミュージカル装置デザイン賞(第68回、第70回、第71回)、トニー賞演劇装置デザイン賞(第72回、第73回)、トニー賞ミュージカル衣装デザイン賞(第71回※受賞)と、とんでもない快挙を成し遂げています。
ミュージックマンの劇場がウィンターガーデン劇場に決定!
あるミュージカル演目の興行成績が芳しくなく、2020年6月千秋楽が決まりました。 その劇場に2021年4月から、この「ザ・ミュージックマン」が公演を開始する、という事です。
ブロードウェイミュージカル 割引チケット 絶賛発売中!
ブロードウェイミュージカルのチケットを、日本にいながら日本語で、どこよりも安く速く安心してご購入頂けます
- 割引チケットを即購入・即確約
- ご購入後でもキャンセルが可能
- ご予約からご入場まで安心の日本語サポート