Imperial Theatre(地図)
上演時間:2時間30分(途中休憩1回有り)
エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|基本情報
劇場:Imperial Theatre | 249 W 45th St, New York, NY 10036(地図) |
公演スケジュール | 火~日(水・土・日は昼公演あり) 休演日:月 |
初公演日 | 2019年2月28日:プレビュー 2019年3月21日:オープニング |
エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|みどころ
60年代のソウル・ミュージック代表する伝説のソウル皇帝:テンプテーションズ
名曲だけじゃない!ソウルステップダンスにも注目!
エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|ストーリーあらすじ
舞台は、1950年代のアメリカデトロイト州。
幼少期から教会に通い歌の練習をしていたポール・ウィリアムズは、そこで出会ったエディー・ケンドリックスと友人らとともに「キャバリアーズ」という名でグループを結成します。その後、メンバーが立ち代わり入れ替わるも、グループ名を「プライムズ」に変えデトロイトを中心にパフォーマンスを行い、徐々にその名を広めていきました。
その後、グループの名が広まった彼らは、レコード会社モータウンからの依頼を受け、1961年にグループ名「テンプテーションズ(The Temptations)」でデビューを果たします。ポール・ウィリアムズは、当初、オーティス・ウィリアムス、メルヴィン・フランクリン、エディ・ケンドリックス、エルブリッジ・ブライアントの5人でグループを組むも、なかなかヒット作に恵まれず、1964年にエルブリッジが脱退、その後、後任としてデヴィッド・ラフィンが加入しました。そんなある日、彼らが同年に発売した曲「マイ・ガール」が全米1位となり、瞬く間にスターへの階段を駆け上りました。
その後も数々の大ヒット作品を排出し、誰しもが羨む人気グループとなった彼らですが、突如、メンバーの自殺や脱退など苦難の嵐が襲いかかってきます。果たして彼らは、この苦難を乗り越え、再び舞台に立つことができるのでしょうか…。
エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|動画紹介
エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|座席表
Imperial Theatreの座席表
エイント・トゥー・プラウド(Ain’t Too Proud)|豆知識
テンプテーションズの名曲を完全復活させた豪華制作陣
さらに、彼ら制作陣は本作品の舞台化にあたり、有名なダンサーをキャストに起用するのでなく、2016年11月18日に、デトロイト出身のテンプテーションズにちなんだ「The Detroit Project」という名目でオーディションを行い、その中から今回のキャストを選抜しました。その後、2017年8月31日から11月5日までカルフォルニア州バークレー・レパートリー劇場(Berkeley Repertory Theatre)にてプレ公演が行われ、今回ブロードウェイ化が決定しました。
デトロイトから生まれた伝説のソウル・グループ「テンプテーションズ」
別名「ソウルの皇帝」の異名を持つテンプテーションズは、1961年にレコード会社モータウン(Motown Records)から、当時のメンバー オーティス・ウィリアムス(Otis Williams)、メルヴィン・フランクリン(Melvin Franklin)、エディ・ケンドリックス(Eddie Kendricks)、ポール・ウィリアムズ(英語版)(Paul Williams)、エルブリッジ・ブライアント(Elbridge Bryant)の5人でデビュー。 1964年に発表した曲「マイ・ガール(My Girl)」が全米1位を獲得し、瞬く間にスターへと駆け上る。
1968年から1983年にかけて、メンバーの一部が脱退、新しくメンバーが加入するなど幾度となくメンバーが入れ替わるも、その後も数々のヒット曲を打ち出し、1989年にロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)入り、2013年にグラミー賞特別功労賞生涯業績賞を受賞する快挙を成し遂げた。
デトロイト発祥のレコード会社「モータウン(Motown Records)」
本作品のタイトルは名曲「Ain’t Too Proud to Beg」から
本作品のタイトルの由来にもなった1996年発売の曲「Ain’t Too Proud to Beg(動画はコチラ ▶)」は、当時のビルボードによる最も話題のある曲のランキングTOP100で13位、R&Bシングル・チャートでは8週にわたって1位を獲得した大ヒット曲です。しかし、ヒットの裏には当時の音楽界の肉食社会がありました。当時のモータウンは、豊富なアーティストと作品に恵まれていたこともあって、最大のヒット曲を持つプロデューサーが、そのグループの方針を決める決定権を握っていました。当時のテンプテーションズは、「My Girl」など数々の大ヒット曲を生み出したスモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)が決定権を握っていましたが、「Ain’t Too Proud to Beg」と同時期に発売した曲「Gettin’ Ready」が、ポップチャート29位止まりとなり、ライバルのノーマン・ホィットフィールド(Norman Jesse Whitfield)の「Ain’t Too Proud to Beg」に勝つことができませんでした。以降、テンプテーションズの決定権はノーマン・ホィットフィールドが持つことになり、大ヒット曲の裏には、壮絶な音楽の戦いとアーティストたちの苦労が隠されていました。
テンプテーションズの代表曲
曲名 | 全米最高順位 |
マイ・ガール(My Girl) | 全米1位 試曲 ▶ |
雨に願いを(I Wish It Would Rain) | 全米4位 試曲 ▶ |
ボール・オブ・コンフュージョン (Ball Of Confusion) |
全米3位 試曲 ▶ |
ジャスト・マイ・イマジネーション (Just My Imagination) |
全米1位 試曲 ▶ |
パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン (Papa Was a Rollin’ Stone) |
全米1位 試曲 ▶ |
アポロシアター(Appolo Theatre)に名前を刻んだTemptations
モニュメントが飾られる当日の式典には、オリジナルメンバーであるオーティス・ウィリアムズ(Otis Williams)が参加し、会場は大きな拍手で包まれました。このモニュメントに名前を刻んだアーティストには、マイケル・ジャクソンや、プリンスなど、世界的に著名なアーティストが挙げられます。
エイント・トゥー・プラウドのキャストと制作スタッフ
台本 | Dominique Morisseau |
監督 | Des McAnuff |
振付 | Sergio Trujillo |
舞台デザイン | Robert Brill |
照明デザイン | Howell Binkley |
衣装デザイン | Paul Tazewell |
音響デザイン | Steven Canyon Kennedy |
プロジェクションデザイン | Peter Nigrini |
音楽監督 | Kenny Seymour |
20200216
息子と観劇しました。私は何度がブロードウェイは観劇をしたことがあるのですが、息子は初めてでした。座席1階席の中央あたり、2人ともそこまで背が大きくないので心配でしたがきちんと舞台を見渡すことができました。
舞台は楽しめました。何よりもキャストのダンスと歌手力が抜群によくて、これ本物よりも上手いのでは?と思ったぐらいです。
息子もかっこいい舞台なので大喜び。観劇してよかったです
にょん
Sergio Trujilloの振り付けが見たくて、楽しみにしていました。全員揃ったダンスをイメージしていましたが、それぞれ個性が出まくっていました。バラバラなわけではなく、あくまでテンプテーションとして魅せるダンス。誰のダンスが好きだなとか考えながら見ると楽しかったです。何せ曲が素晴らしいですから、歌に注目されがちだと思いますがダンスも相当面白い作品だと思いました。
Sasano
歌、ダンス、物語、演技、の全てが完璧でした。
テンプテーションズというグループを知らなくても誰でもノリノリで楽しめると思います!!!
高野
最高でした!ジャージーボーイズの監督が手掛けただけあって、その次代の衣装、ヘアスタイル、雰囲気が忠実に再現されていた!
キャストの方々のダンスパフォーマンスも素晴らしく、まるで本物を見ているかのような気分になりました。
ちょっと違い、ブロードウェイらしい舞台を見るのであれば、是非こちらの作品をお勧めします。
AEON
もう一度見たいくらい、好きな作品でした。
事実に基づいた話で悲しい場面も多いのですが、話の繋ぎがよく出来ていて全体的にはあたたかなミュージカルになっていました。何より曲が良いので物語を追いながらもミュージシャンのライブを聞いているようでした。お客さんもノリノリで雰囲気も良かったです。
特にエディ役の方の歌声が素晴らしかったです。メザニン席でも十分楽しめました!
まちゃみ
テンプテーションズは知らなかったけど、現地の友人がお勧めしていたので見に行ってきました。
とにかく歌が歌が上手いし、ステップも素晴らしかった。
お話の流れは、アーティストが出会った⇢売れた⇢その後…というような感じだったので、
「ここでメンバーAが脱退したのね」「黒人差別がまだ残る時代だったから苦労したのね」とか。
話自体はわかりやすかったです。
若い世代というより、少し落ち着いた世代によさそう。
ミュージカルにあまり興味のない父なら、抵抗なく見れそうなので、次回は誘ってみようかなと思います。
めい
ブラックミュージックが好きな人は必見!歌って踊って、なんで黒人の人はこんなにかっこいいんだろうと思いました。
とにかくグルービーです。あと、声の伸びがやっぱり違います!物語は何となく理解した程度ですが、歌で完全にもっていかれました。
のりこ
黒人のR&Bとか大好きなのですが、グループサウンドを全く知らず、マイクスタンドを使って踊って、グルービーに歌い上げる姿は衝撃的でした。とにかくかっこいいです。絶対黒人以外ではこんな雰囲気は出せないと思いました。羨ましすぎる…。ラストでは、観客ののり具合もとにかくすごくて劇場全体が一体となっていました。
小林
お盆休みを使ってニューヨーク旅行にきました。
家内と娘はアラジンへ行ってしまったので、私1人こちらの作品を拝見しました。
60~70年にヒットしたR&Bやダンスが盛りだくさんで、見ているこっちも体が勝手に乗ってしまいました。
Y.k
ダンスがめちゃくちゃかっこよかったです。客層はやはり上の年代の方が多く見受けられましたが、圧倒的に外国人の方が多かったです。座席も9割以上埋まっていて人気な演目だと思いました。ファンなら見るべし!!!
ねこ
トニー賞のコリオグラフィー賞を受賞した作品ということで、振付にも注目しながら見ましたが、パフォーマンスが素晴らしかったです!目と耳でとても楽しめました!!!
メン・イン・ブラック
黒人の人の歌唱力って何でこうも響くのでしょうか。羨ましい限りです。
3回目のブロードウェイ鑑賞
特徴的なダンスムーブがとても印象的でした。絶対真似できないです(^_^;)日本人の方もちょくちょく見かけたのでさすがソウル・ミュージック代表だと思いました。
親孝行しました
父がテンプテーションズ好きなので、親孝行だと思って招待しました。
正直私は、あまり曲を知らないし、父と違って英語も得意ではなく、寝落ち覚悟。笑
けれど、その年代の有名曲も劇中にあったりして、「あ、この曲知ってる」と嬉しくなりました。
ステップも軽快で、歌がうますぎて、ソウルは詳しくないけど楽しむことが出来ました。
グループの話(成り立ちから~脱退等)だったので、ストーリーも初心者でわかりやすくて、よかったです。
何より父が嬉しそうで行ってよかった!
とみた いくお
テンプテーションズが好きで観に行きました。彼らを取り扱った映画よりも迫力があって、大満足です!
こうた
60年代のソウルミュージック好きにはたまらない作品!
みんな本当に歌が上手い