Ekugene O’Neill Theatre(地図)
上演時間:2時間30分(途中休憩1回あり)
ザ・ブック・オブ・モルモン(The Book of Mormon)|基本情報
Eugene O’Neill Theatre | 230 West 49th Street New York, NY 10019 (地図) |
プレビュー公演 | 2011年02月24日 |
オープニング公演 | 2011年03月24日 |
年齢制限 | 4歳以上 ※子供料金設定なし |
ザ・ブック・オブ・モルモン(The Book of Mormon)|ストーリーあらすじ
ブックオブモルモンは、北ウガンダの辺鄙な村に送られた2人のモルモン教信者を主人公とした宗教風刺ミュージカル。
モルモン教の本拠地ソルトレイク・シティの布教訓練所で、若き伝道師たちが世界各地への派遣を言い渡されることになる所からストーリーは始まります。
ハンサムで意欲的なプライスと、シャイでずんぐりしたカニングハム。
彼らは予期せずも、ペアを組んでウガンダに送られることになってしまいます。
ディズニーワールドのあるオーランドに憧れていたものの、夢が破れて落胆するプライスと空港で母親にジュースを飲ませてもらっているほど、子供っぽいカニングハム。なんとも先行きの不安な2人の旅が始まります…
ウガンダ北部の村に着くと、早速軍の兵士たちに所持品を巻き上げられる2人。
村人たちからは「Hasa Diga Eebowai」という歌と踊りで歓待されるのですがプライスが現地ガイドにその意味を問うと「ファック・ユー・ゴッド」だと聞かされ、2人はお先真っ暗。
人々は、戦争、飢饉、エイズ、軍の圧政といった現実の厳しさに直面しており、宗教どころではなかったのです。
それでも世間知らずで楽天的な2人の信者はモルモンの教典を片手に、モルモン教の流布を計ろうと奔走することに。
2人は村の人々と環境の落差や価値観の違いからトラブルを起こしつつも次第に人々を変え、そして自分自身をも変えていきます…
ザ・ブック・オブ・モルモン(The Book of Mormon)|みどころ
7年近くもの年月をかけて製作され、ついに2011年3月にブロードウェイにて幕を開けたブックオブモルモン。
同年のトニー賞では9部門を受賞しドラマディスク賞やグラミー賞も受賞するなど、現在でもまだ数カ月先まで完売状態が続いている大ヒットミュージカルです。
過激な社会風刺のTV「サウスパーク」とミュージカル「アベニューQ」のクリエーター達のコラボレーションにより制作されたこの作品は、 アメリカならではの過激なジョーク、ブラック・ユーモアが満載。 物語の面白さ・バカバカしさを、歌とダンスによって増幅した抱腹絶倒のミュージカルコメディーの傑作です。
第65回 トニー賞ミュージカル作品賞作品
ブロードウェイで開幕した直後には、オリジナルブロードウェイキャスト録音によるCDがリリースされ、 ビルボードチャートにおいて過去40年間のブロードウェイキャストアルバムの中で、3位にランクインしたことでも話題になりました。
モルモン教あるあるを笑いとユーモアで徹底的に表現したミュージカル
日本人にはあまりなじみのない”モルモン教”という宗教が、ブック・オブ・モルモンのメインテーマでもあります。
モルモン教とは正式名称 Church of Jesus Christ of Latter-day Saints; LDS.(末日聖徒イエス・キリスト教会)の俗称であり、
1830年にアメリカ合衆国にてジョセフ・スミス・ジュニアによって創始され、末日聖徒イエス・キリスト教会として知られています。
今作品が大人気な理由は、舞台上で繰り広げられる面白おかしいモルモン教に対するギリギリのブラックジョークの連発にありますが、モルモン教で守られている規則や熱心な信者の行動などをネタに、実力派の制作陣が凝りに凝ったユーモア溢れるコメディにすり替えてしまっているところです。
モルモン教は、お茶、アルコール、コーヒーなどの刺激物は一切摂取しない、起きている間は原則的に働き収入の十分の一を教会に納める、最近までは一歩多妻制を奨励していたりと厳しい教えまた、従来のキリスト教と異なることから、アメリカ国内では特殊な宗教として知られています。
そのな中、ミュージカル「ブック・オブ・モルモン」では、派遣先のウガンダにて宣教師がコーヒーをガブ飲みしたり、同性愛禁止だが、ゲイの宣教師が毎日悪夢を見てうなされていたりと現在でも守られている規則をお笑いに変えていきます。
そして笑いだけではなく、ザ・ブック・オブ・モルモンメイン曲の歌詞内では宣教師のモルモン教に対する信仰が多く飛び交い、モルモン教に対する熱い想いを熱演しているところも見どころです。
代表曲である神の存在を信じて歌う「I Believe」では、”I believe that the Garden of Eden was in Jackson County, Missouri(エデンの園があったのはミズーリ州ジャクソン郡と僕は信じる)”と訴えるシーンがあります。
こらは昔、教会の創設者ジョセフ・スミス・ジュニアが、ミズーリ州とカンザス州の境界にある場所が「地上の楽園地」だと宣言したところから来ていますが、当時はそれは認められず、モルモン教徒は州全体からも立ち退きを命ぜられ、ジャクソン郡やミズーリ州に戻ってくることありませんでした。舞台の終わりには、今世紀になっても自分たちの教えを信仰をしているモルモン宣教師たちを音楽で描き、宗教批判することなく素敵なエンディングで幕を閉じます。
トニー賞のオリジナル楽曲賞も受賞
ザ・ブック・オブ・モルモン(The Book of Mormon)|動画紹介
ザ・ブック・オブ・モルモン(The Book of Mormon)|座席表
ブック・オブ・モルモン|制作スタッフ
音楽・歌詞 | Trey Parker, Robert Lopez Matt Stone |
監督 | Casey Nicholaw Trey Parker |
振付 | Casey Nicholaw |
舞台デザイン | Scott Pask |
衣装デザイン | Ann Roth |
照明デザイン | Brian MacDevitt |
音響デザイン | Brian Ronan |
オーケストラ | Larry Hochman Stephen Oremus |
音楽 | Stephen Oremus |
ブラックジョーク満載
モルモン教に関するジョークやブラックジョークが早くてついていけなかった、、。
舞台中はひたすら皆笑ってましたね
そんな状況に僕もつられて笑ってしまったりした
年齢層は高めでお子さんは見かけなかった
アメリカらしいコメディジョークを見たい方には是非
lucky22
友人に勧められて観劇しました。舞台を見渡せる良い座席でした!
予め内容を把握してからいったので、ぎりぎりのブラックジョークにも笑えることができました笑
見てよかった作品です!
モルモット
モルモン教の予備知識+リスニング力が必須だと思いました。
一緒に行った友達は、全く理解できなかったようで…後々説明することになりました。
やっぱり、旅行者にはディズニー系の方がいいのかも。
しかし…宗教をギリギリラインまでネタにして笑かしても問題ないかな。ちょっと心配になりました。
Black
少し座席が取りやすくなってると聞き、チケットを購入しました。
1階席の後方でしたが、中央で見ることが出来、大変満足しています。
アジア人は、あまりおらず不安になりましたが、公演が始まるとコメディ要素たっぷりで、声を出して笑っていました。
本作品を見るために、宗教のことを予備知識として勉強していきましたが、コーヒーが飲めないなんて、色んな宗教があるんですね。自分は無宗教ですし、色々考えさせられるものがありました。
完全に大人向けです
ロンドンで一度見たことがありますが、発音の違いからかこちらの方が英語が聞きやすかったのが印象的です。
見るたびに思うのですが、宗教をコメディアンっぽく仕上げる舞台って日本ではなかなかないと思います。
自由に国だからこそできるミュージカルだと感じました。
日本人の方はあまりおりませんでしたが、この作品を見て文化の違いとか人種というものを知ってほしいと思いました。
修二
トニー賞受賞作というキーワードだけで見に行きました。
分からなくても笑えるところもあるし、音楽も歌もキャッチーでよかったのですが、
お値段以上楽しめなかったのは自分の勉強不足ゆえ。。。
チケットは、1階席の中央の見やすい席だったため、余計残念に思いました。出直します。
木村こうへい
英語が理解できたら最高のコメディ・ショーだと思います。ただ、ちょっとチケットが高いかなぁ。
ギリギリのジョークもあったり、終始会場は笑いの渦でした。
AYAKA.K
これから見に行かれる方は、予習された方が面白さが倍増します!!
アメリカンギャグの掴みどころが日本人には少し難しいかもしれませんが、
客席の雰囲気で一緒に楽しめること間違いなしです。
ディズニーもいいですが、こっちの方が本場のミュージカルって感じがしました。
時間の無駄
まったくもって、何が面白いのかが理解できませんでした。
ニューヨークの友達は最高に面白いって言うので、見ましたが、ユダヤ人とか文化も何もしらない自分にとっては時間の無駄となりました。。。
よっしー
英語が分からなくても楽しいシーンもあるけど、いろんなミュージカルを見たあとに、この作品を見たら、良さが分かるのかもしれない。ちょっと難しいな。。。割引料金でも高いですね。
モルモン in JAPAN
2012年のNY。予備知識のないまま、何の公演だろうかと、劇場前で訳も分からないまま抽選チケットを受け取る。後で調べたら、作品はトニー賞9部門の当作品、Lottery Rush Ticket。
ダメもとで開票へ向かう、まぁ、無理だろうなと思ったら、「…next one is from Japan!名前!」と呼ばれたときの驚きと嬉しさは忘れません。
ふたを開けてみたら、席は最前列の最中央。キャストのウィンクももらい、ただただ楽しく、まさに夢のような時間でした。
難しいことは考えなくて良い、少し下品で…でもただただ最高にハッピーな作品でした!
もう一度観たい。。
重高
ニューヨーク旅行が決まったので、こちらでチケットを購入しました。
ずっと見たいと思っておりましたので、とても嬉しいです。
チケットは劇場の窓口に持っていけばいいのですね。
なにか分からなければ、ご連絡させていただきます。
HITOMI
まじめな宗教なお話かと思えば、アメリカならではぶっ飛んだコメディミュージカルでした笑
しかしトニー賞を受賞した作品だけあって舞台演出はすごく良かった。
そしてそれと同時にアメリカの事情というかいろいろしれてとても楽しかったです。
HIKARUN
英語は難しいけどキャストさんの迫力がすごかった。生の舞台で失敗しないのかなと、こっちがビクビクしてましたW
木本
ザアメリカンミュージカルですね笑こういった舞台は日本では上演していますか?この日は劇場満席で、日本人の方はあまり見られませんでした。やはり皆さんディズニー系に走ってしまうのかな?アラジンとかもいいけど、本場のミュージカルといったらこっちのような気がする。(あくまでも自分の意見です)次はバンドビジットを見ようと思う。他にお勧めの作品があれば紹介してください。
?
英語が難しいです。。
みたらし団子
アリゾナ州に遊びに言った時に、アテンドの方がモルモン教の話をしていたのを思い出しました。
結構触れてはいけない宗教なのに、こんなアメリカンジョークで舞台で演出するなんてさすがアメリカだなと思いました。。!
モルモン教の歴史とか内容とか知った上で観劇した方がより一層楽しめると思いました。
念願のブック・オブ・モルモンを観劇
なかなかチケットが入手できず、やっと今年見に行くことができました。
半年前からチケットを購入していたので、しかも割引チケットで購入することができ、大変満足。
ミュージカルは予想していたよりも内容を理解することができ、これぞアメリカンジョークっていうのを生で感じました。
舞台の役者さんも本当に信者のように演技をしていて、まったく違和感がなかった。
一緒に同行したものは予習をしてこなかったので???となっていましたが。。
日本ではなかなか見れない舞台を見れて非常によかった。
勉強不足
言ってる事が半分も分からなかったけど、周りがゲラゲラ笑ってました。
あとで一緒に観に行った友達に説明してもらいましたが、これは絶対に英語がわかった方が楽しいミュージカルだと思います。
人気でチケットが取れないと思ってたのに、このサイトであっさり取れたので驚きました。ありがとうございました。
田中
ニューヨーク在住の田中です。初めて利用させていただきました。
休日を使って何かミュージカルをと思い、ずっと気になっていたブック・オブ・モルモンを購入させていただきました。
内容はさすがアメリカというかニューヨークですね。
宗教を題材にした作品はこれまでに幾つか見てきましたが、ここまで客生が爆笑するショーもなかなかないかと思います。
他の作品でも是非利用させていただきます。